貴重な水への感謝を捧げる 「水神祭」
当神社では8月第1日曜日に、貴重な水への感謝を捧げ、これからも水が枯渇する事なく、水害など私たちの生活に災いが起こらないよう水神祭(水祓い神事)を斎行しております。
この神事の由来は、古来の雨乞神事から始まっており、社伝によると、「享保11年(1726年)に、長い日照りが続き五穀草木が枯れ果て、困った村人たちは、当神社において、幣帛(神様への捧げもの)を奉り、雨乞いの祈願を行った。すると不思議にも、晴れていた空が忽ちに曇り始め、雷が鳴り、大雨が降り出した。その様子に村人たちは、非常に驚き、人の誠の敬いによりて威を増す大変有難い神様である」と、村人たちの願いが成就した事が伝えられております。
またこの時期には、当神社境内に湧く「頭之水(こうべのみず)」を汲み、その御神水で頭や足を洗い、お風呂に入れて無病息災を願う風習があります。

「月次祭」
月次祭は、毎月行われるお祭りで国家の平安と氏子崇敬者の安泰をお祈りいたします。