12月の祭典のご案内

12月16日 月次祭(つきなみさい)

12月31日 除夜祭(じょやさい)

除夜の事を年の瀬・年の夜・年の晩などといい、年の終わりであると共に、来年に続く夜でもある。「夜は生」に通じるために、新年に続く「よ」を切らせない為に火を燃やし続けたり、「よ」である命が長く続く事を願って「年越しそば」を食べて、家中の者が静かに団らんをしながら語り明かす習慣が今もあります。これは正月を迎える為の厳粛なオコモリに当たります。そして午前零時を期して初詣でへ向かいます。神社では神様に、この一年が無事に終わった事への感謝と、訪れる新年が輝かしい良い年である事を願い、新年の参拝客をお迎えします。

12月31日 年越の大祓(としこしのおおはらえ)

大祓は一年を2期に分け、半年の間に知らず知らずに犯した罪(本来持ち合わせている自分の心をつつみ隠してしまうこと)、積もり積もった心身の穢れ(元気の気が枯れてしまうこと)、いっさいの災いを消滅し、清浄な本来の姿を取り戻し、心身ともに清らかな姿となり、新年を迎えるための神事になります。